イ・ユジン(女性)韓国
韓国緑色連合 国際担当
韓国緑色連合は、韓国有数の環境問題にとりくむNGO。環境保護の視点から米軍の基地被害の根絶をめざして活動している。訴訟団や環境調査専門家グループを独自に組織し、基地問題訴訟や被害告発にとりくんでいる。イさんは、先にひらかれた南アフリカ・ヨハネスブルグでの世界社会サミットで、米軍基地問題での討論やパネル展を企画。多くの政府代表や広範なNGOが参加し、韓国政府も対応にのり出さざるを得ないほどの成功をおさめた。また、名護の米軍基地反対集会に参加するなど、日本の運動とも関係が深い。
ガン・テイク・チ−(男性)マレーシア
「公正な世界のための国際運動」全国委員・弁護士
来年非同盟諸国首脳会議がひらかれるマレーシアからの参加。「公正な世界のための国際運動」は、昨年、参加したR・マッコイ氏(国際反核医師の会会長)が副会長を務め、現代の世界で生まれている人権抑圧、差別、貧困などの不正義の解決をめざして国際的な活動を展開している市民団体。N・チョムスキーやJ・ガルトゥングなども寄稿するなど、平和問題にたずさわる著名人も多数協力するなど、はばひろい人々が参加する運動体となっている。
ジョアンヌ・コマフォード(女性)アメリカ
アメリカ・フレンズ奉仕委員会
同時多発テロ犠牲者、日本の被爆者などによって構成されるグループを組織して、戦争と暴力、軍事政策を告発・批判する全米遊説ツアーの中心を担ってきた。同ツアーは、大きな反響をよび、彼女自身も「いまや反戦運動に冷淡」といわれるアメリカのマスメディアにも度々登場し、学生の集会では2000人近くが参加するなど、大きな成果をあげた。また、イラクにも度々現地調査で訪問するなど、世界各地の「現場」をリアルに告発しながら、平和で公正な世界の実現をよびかける。
ケリー・ギャラガー(女性)アメリカ(特別ゲスト)
マサチューセッツ州で最も大きな教会で牧師をつとめる。本人の強い希望で、コマフォードさんに同行して、日本平和大会に参加する。
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