2001年大会INDEX

2001年日本平和大会in沖縄・名護国際シンポジウム パネリスト発言

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キム・ヨンハン

わが土地米軍基地返還共同対策委員会 執行委員長
不平等なSOFA改定国民行動 共同執行委員長
メヒャンニ(梅香里)米空軍国際爆撃場閉鎖 汎国民対策委員会 共同執行委員長

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韓国の米軍基地運動と平和運動

1.米軍は1945年、第二次世界大戦の直後から韓国に駐留しています。アメリカは戦勝国として、日本軍の基地をすべて接収し、朝鮮を分断し支配しました。現在、韓国には93の米軍基地があります。米軍基地は、プサン、テグ、インチョンなど、韓国全土の町や村にあります。面積は、7445万ピョン(1ピョンは3.3平方メートル)です。約37000の兵力が駐留しています。

2.1990年まで、「ヤンキー・ゴー・ホーム(帰れ)」のスローガンを時々、使っていました。しかし、1990年以来、「都市の米軍基地を田舎に移転せよ」「自分の近くには来るな」など、他の要求が出てきました。ピョンテクでは、米軍基地返還運動が生まれました。この運動は、韓国全土に広がり、全国的なネットワークである、米軍基地返還共同対策委員会、不平等なSOFA改定国民行動、メヒャンニ(梅香里)米空軍国際爆撃場閉鎖・汎国民対策委員会、ミサイル防衛反対・平和韓国委員会などが設立されました。

3.韓国のいくつかの米軍基地とアメリカ大使館の前では、定期的に集会が開かれています。最近、「一人デモ」「ストーカー・デモ」「記者会見デモ」や「文化行事デモ」など異色のデモを行なっています。

4.アメリカと韓国の政府に要求していることは、
− 韓米相互防衛協定を含む不平等なSOFAを再度見直すこと。
− 軍事予算を減らすこと。
− 韓国のすべての米軍基地を返還すること。
− 唯一のならず者国家であるアメリカによる最悪の戦争への支持をやめること。
− 韓国の米軍基地に資金を与えないこと。
− 韓国にあるメヒャンニ(梅香里)や他の米軍爆撃場を閉鎖すること。
− 恐ろしいミサイル防衛システムに参加しないこと。
− 韓国の若者をアフガニスタンの戦場に送らないこと。

5.私たちは小さいですが、重要な成果をあげました。
− メヒャンニ(梅香里)の地上爆撃を中止させたこと。
− 少しではあるが、SOFAが改定されたこと。
− 2011年までに、広大な米軍基地(約4050万ピョン)の返還が行なわれること。
− メヒャンニ(梅香里)の騒音被害損害賠償訴訟での勝利。

6.これまで、国際連帯を発展させ、成果をあげてきましたが、世界全体が平和になるように、国際連帯をさらに発展させる決意です。私たちは、みなさんとの連帯を必要としています。