2009年大会INDEX

大会成功への呼びかけ PDFはコチラ

総選挙の結果を受けた新しい政治状況のもと

いまこそ、平和の活動をひろげ、

2009年日本平和大会in神奈川を成功させましょう


2009年9月9日
日米軍事同盟打破、基地撤去2009年日本平和大会実行委員会

 平和を愛する全国のみなさん
 先の総選挙で、日本国民は自公政権に厳しい審判を下し、政権から退場させました。大企業優先で国民生活を破壊し、日米軍事同盟を強化して平和と憲法を脅かしてきた、自公政治への国民の批判が爆発したのです。これは新しい政治に扉を開く歴史的な一歩です。国民の新しい政治への模索が始まったのです。
こうしたなかで、「憲法の輝く非核・平和の日本」の実現を求め、日米安保条約=日米軍事同盟に反対する世論を広げる2009年日本平和大会in神奈川(12月10-13日)を成功させることが、いよいよ重要になっています。

 国民のくらしと平和を守る草の根の運動が政治を動かす――それは総選挙でも様々な形で現れました。沖縄では、新米軍基地建設推進派を全員落選させ、この計画をいっそう大きなゆきづまりに追い込んでいます。これをはじめ、全国の米軍再編強化反対の運動は、米軍再編計画の見直し、日米地位協定の改定、「思いやり予算」の再検討などを、現実政治の課題におしあげてきました。憲法9条守れの運動は、改憲議連議員の大幅減を生み出しました。核兵器廃絶と非核の日本を求める国民の世論と運動は、核兵器持ち込み日米密約の公表・破棄を新政権に迫る、大きな力になっています。新しい条件と可能性のもと、運動をさらに広げ、新政権に平和の要求の実現を迫っていきましょう。

政権を担う民主党は「日米同盟を基軸」としていますが、こうした切実な平和の要求は、平和の問題でもくらしの問題でも諸悪の根源となっている、日米軍事同盟中心の政治をつづけていいのかどうかを、鋭く問いかけています。いまこそ、日米軍事同盟をぬけだして、アメリカと対等平等の関係をつくり、憲法を生かしてアジアと世界の平和に貢献する道を、語り広げるときです。とりわけ、来年の安保条約改定50周年にむけて、日米軍事同盟の必要性を「再定義」することがめざされるなかで、このことがつよく求められています。

 09年日本平和大会は、こうした新しい政治状況のなかで、全国の多彩な平和の願いと活動をもちより、学び、交流し、運動を発展させる大会です。開催地・神奈川の横須賀、座間はじめ全国の米軍再編強化反対のたたかいを結集し、勝利の展望を切り開きましょう。米兵犯罪や基地被害者と連帯し、被害の根絶を求めましょう。憲法、くらし、人権、環境など様々な要求と安保条約との関係を考えあいましょう。そして、来年の安保条約改定50周年にむけて、日米軍事同盟をなくし、憲法の輝く非核・平和の日本を実現する運動を大きく発展させましょう。

 大会にはドイツ、アメリカ、エクアドルの代表も招き、核兵器も米軍基地も軍事同盟もない平和な世界をめざす、国際連帯も深めます。大会のめざす運動は、いま世界に広がる非核・非同盟・平和の流れとひとつのものです。この大会へ向け、学習パンフも使い、学習・行動を多彩にくりひろげましょう。そして、未来を担う青年をはじめ、全国から多数の代表を送り出し、歴史的情勢にふさわしい大会として、大きく成功させましょう。