2009年日本平和大会in神奈川 国際シンポジウム
政府代表による特別レクチャーの司会あいさつ
フェルナンド・ハビエル・ポンセ・レイバ エクアドル共和国特命全権大使閣下の紹介
司会 今井文夫(全国労働組合総連合・国民運動局長)
政府代表として特別レクチャーを行ってくださる、フェルナンド・ハビエル・ポンセ・レイバ、エクアドル共和国特命全権大使閣下をご紹介申し上げます。
エクアドルのコレア大統領は、米軍マンタ基地の使用協定を延長せず、米軍はこの9月に撤退しました。私たちはまず、このすばらしい成果を実現されたエクアドルの政府と国民に心からのお祝いと連帯の拍手を送りたいと思います。
日本平和大会実行委員会は、米軍基地の縮小・撤去をめざしている私たちの運動にとって、エクアドルの経験と教訓を知ることはきわめて有意義だと考えました。そして、大使に、平和大会にお越しいただき、米軍基地撤去を実現したエクアドルの政府と国民の努力や政策について、お話をしていただけないだろうかと、お願いいたしました。
大使閣下は、昨年の原水爆禁止世界大会にも参加されるなど、日本の平和運動、連帯運動ともひろい親交をおもちで、私どもの不躾な申し出にもかかわらず、大使から快諾いただいたわけです。
私たちは、国際シンポジウムで、日本を含む各国の問題について議論をしますが、このレクチャーはそれとは区別して、主にエクアドルの経験についてお話いただくものとして企画いたしました。大使から15分のレクチャーをしていただいたあと、若干の質問にお答えいただく予定です。
(終了にあたって)
日本平和大会が海外の政府代表をお招きしたのは今回がはじめてでした。私たちはこれを機に、平和な世界の実現にむけて、目標を同じくする諸国政府と大いに交流、協力をすすめていくつもりです。大使閣下と、またエクアドルの政府・国民と、私たちとの友好と連帯をさらに発展させてまいりたいと思っております。本日のレクチャーにたいし、あらためて感謝申し上げます。 |